2012年02月



寝る前にちょっとかじっとくかーくらいのつもりが一気に読んでしまいました。
はてブの人気エントリーによくありそうなタイトルだけど(それにつられた私もいるけど)、とてもよくできた“まとめ”になっていると思います。沖縄のメディアからではなくNHKからでていることがちょっとくやしいけど。
海兵隊や普天間返還の交渉関係者、軍用地主、辺野古住民、自治体関係者など取材が許可された関係各方面に話を聞き、文献読みあさってきたんだなというのは伝わってきます。ニュースやワイドショーでよくやってる普天間問題ってなによとか、米軍基地に反対でも賛成でも存在自体にモヤッとするものがある方にぜひ手にとってほしい。

読後にまず思ったのは「なんだ、復帰して40年たってもちっとも何も変わってないじゃないか」ってことかな。

 これまで沖縄の基地問題について書かれた書物の多くは、米軍基地の存在に「賛成」あるいは「反対」の立場を鮮明にしたものだった。それに対し、この本はできるだけ客観的に史実と取材の結果を示すことに務めた。執筆者全員が沖縄出身ではない、いわゆる「ヤマトンチュ」であり、「ウチナーンチュの気持ちなどわからない」という声もあるだろう。私もその通りと思う。しかし、沖縄問題の本質はウチナーンチュにしかわからないことを認めた上で、ウチナーンチュ以外にも、沖縄に関心のある人を一人でも増やすことこそが、問題の解決に近づくために最も必要であることも痛感している。


<目次>
序章 なぜ沖縄なのか、という問い
第1章 基地集中の原点―[一九五〇年代‐六〇年代]
  戦後、沖縄にはいなかった海兵隊
  半世紀前の辺野古の選択
  日本政府の黙認
第2章 固定化―[一九七〇年代‐八〇年代]
  進む本土の基地整理縮小
  沖縄返還と軍用地契約
  軍用地主の“葛藤”
第3章 海兵隊「抑止力」の内実
  海兵隊の中枢へ
  変貌する海兵隊
  沖縄の海兵隊
第4章 期待と裏切り、そして迷走へ―[一九九〇年代‐現在]
  再び「移設先」となった名護
  鳩山政権の迷走
  「沖縄問題」とは何か
  半世紀後、辺野古の再びの選択
  アメリカの本心はどこにあるか
  知事選、そして―

『基地はなぜ沖縄に集中しているのか』 疑問積み重ね丹念に追求 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
基地はなぜ沖縄に集中しているか | OAM(沖縄オルタナティブメディア)
「基地はなぜ沖縄に集中しているのか」は原発誘致問題とネッコは同じなのね。 - Reason to be cheerful, part 3

[[amazon_search_result][books-jp][米軍基地]]
このエントリーをはてなブックマークに追加

東日本大震災からもうすぐ1年。

津波のあとの一変した街の映像を見るにつけ感じていたことを、あるpodcastを聞いたのをきっかけにエントリー書く気になったので熱が冷めないうちにまとまってないけどメモ。

家族や友達や大切な人が亡くなったり、財産や仕事がなくなったり、被災者の方にはいろんなつらいことがあったと思うけど、「見慣れた風景を二度とみることができない」ことも、直接的な不利益とはならないかもしれないけど、心にずしりとのしかかる事象なんじゃないかと思っています。

見慣れた風景って、見慣れてるからとりたてて残しておこうとはあまり思わないですよね、ふつう。明日もあさってもそこにある“はず”だから。いま残しておかなくても、いつもそこにある“はず”だから。だけど、もうみることができないかもしれないと気づいたときから、必死に残そう・探しだそうと“焦る”。

震災の遺品のなかでも、大事な写真が見つかってよかった的な話とか、Googleがこういうサイトをあまり時間をおかずにたちあげたりしたのも、そういうことへの焦りとか危機感のような感情からじゃないのかな。
続きを読む



ご縁があり予期せず献本いただいたので、うれしさをおさえつつ読んでみました。

最近はこういったハウツー本から遠ざかってたんですが、まとめて読めるってやっぱりいいですね。LinkedInは日本語化されたときに登録だけして放置してたんですが、これを読みながらしこしこプロフィール更新しましたよ(笑)
続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ