ぷりうすさんのブログで紹介されていた『駒音高く』を読了しました。
とりあえずamazonの欲しいものリストに入れておいて後で気が向いたらと思っていたのですが、行きつけの図書館で調べてみると貸し出しできる状態だったことがわかったので予約を入れて読んでみました。
帯にある「それでも将棋が好きだ」とか「勝負の世界で歩を進める七人の青春」とかですでにやられた感あったのですが、試しにみてみるかと思って読み出したらその後は一気でした。
- 将棋会館の清掃員
- 将棋を始めた子ども
- プロを志す中学生
- 奨励会に挑む女の子の母親
- 異性と出会った奨励会員
- 元将の観戦記者
- 引退間際の棋士
と、将棋にまつわる7人の主人公が出てくる短編集。この並びだけで食いつかないわけにはいかない(笑
読み終わったところでamazonでポチりました。
amazonで新品売ってなかったので他を探したけど売ってない。すごく売れてるのか、初版がすごく少なかったのか。どうしてなんだろう。(2020/02/13 23:35追記)
将棋が好きな人なら持っておいて損はない一冊。
特に“指す将”は、行き詰まりを感じたときなんかに読み直すと前向きにがんばれる気がします。