TEDxRyukyu 2013

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2010年初回開催から3年。TEDxRyukyuがすばらしい充実ぶりで戻ってきた。

開催の案内をもらって速攻でフォーム入力してたんですが、真顔で埋めるにはなかなかつらい質問は前回同様悩まされました。
今回もめでたく招待状いただけたので本日行ってまいりました。

前回、那覇だった会場が、なんと恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)講堂ということで相当早めに那覇を出ないと間に合わんなーと思ってたところ、会場までの無料バスありという神対応。こちらもダメもとで申し込んでみたらOKということで、距離はあるけどかなり楽させていただきました。



OISTにも初めて行ったんだけど、リゾートみたいなロケーション(小高い丘の上にあって海も近い)で、鳥の声も聞こえたりしてやんばるの雰囲気も感じさせました。

そしてこの講堂、どうよw

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舞台に赤絨毯あったらホンモノのTED会場っていわれてもおかしくない、すばらしい設備でした。各座席には同時通訳用のイヤホンジャック、電源コンセント、簡易テーブルが付いてる充実ぶり。

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今回のライブプレゼンテーションのアーカイブはすべて公式サイトから後ほど公開される予定だそうです。
どのプレゼンテーションもすばらしかったのですが、とくに印象に残っているのは、

  • 荒木大河さん「粘菌とイノベーション」
  • 石川真生さん「沖縄ソウル」
  • 高山義浩さん「夢と希望へ よりそう医療へ」
  • 田中真生さん「レイプ被害ワンストップ支援センター設立

でした。

荒木さんは生物学と政治学という一見奇妙な組合せから(粘菌の捕食行為から気づきを得た組み合わせだそうです;-))人類に革新をもたらすイノベーションを探している優れた若者だなという印象。

石川さんは、ずっと米軍基地にまつわる人々、沖縄の市井の人達をとり続けていて米兵のことを「アメリカー」と呼んでいたけど「既知基地を憎んで兵を憎まず」というか蔑称っぽい口調なんだけど憎しみとか蔑みというより、いろんなものを受け入れてきた懐の深さを感じました。

高山さんは若い時のカンボジアでの体験をもとに「(家族であるところの患者は)もう死ぬしかないんだ」と患者の身内に言わせないために、さまざまな患者本位の取り組みを行っていらっしゃるお医者さん。

田中さんはご家族とご自身の体験を赤裸々に語られていて、むしろ意志の強さを立ち居振る舞いから感じました。解決するべき問題に図らずも直面してしまった人がどのように動くべきなのか、1つの重要なケースを提示されていました。

テクノロジーから、環境、社会問題まで幅広くテーマが網羅されていて充実してましたね。会場の雰囲気やスタッフの所作から訪れた人が必然的にのめり込まされるように仕組まれていたというか。前回よりはるかにグレードアップしたイベントになっていました。プレゼンターのみなさん、スタッフのみなさん、オーガナイザーの久島さん、ありがとうございました&おつかれさまでした。

最後に進行のシェーンさん曰く

申し込まれた人の半数以上がTEDのプレゼンテーションを勉強したいとのことだったが、今日を通じてわかってもらえたと思う。大事なのはメッセージなんです

またいつか、この地でTEDxRyukyuが開かれることを期待しつつ。

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公式
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参加者のブログ
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第2回TEDxRyukyu参加記録 | カメさんの伝えたいことがたくさん

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TEDxRyukyu 2013 まとめ – Togetter

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