第9回将棋アマチュア銀河戦に参加しました

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沖縄こどもの国で開催された「第9回将棋アマチュア銀河戦」に参加してきました。大会参加は、6月のアマチュア名人戦以来。
大会前はウォーズ10切れしかできておらず(詰将棋やると途中で寝ちゃう…)、手筋の本(ひと目シリーズ)読んだりしてました。ただ、ウォーズ(対戦相手の強さ:おまかせ)では負けが込んでおり、直近10局は新しい順に●●〇●〇●●〇●●の3勝7敗だったので、アマチュア名人でも1勝もできずに終わったことから、今回は予選突破できれば御の字くらいで臨みました。

第9回将棋アマチュア/ジュニア銀河戦 | 沖縄ケーブルネットワーク株式会社 OCN

この大会では、今泉健司四段が指導対局と大盤解説を担ってくれました。指導対局では、とくに子どもたちへの教え方が上手な先生だなという印象でした。代表選抜やS級の決勝戦を解説してくれたんですが、笑いを取りながらわかりやすい説明をされる話術に引き込まれておりました。

隙間時間を狙って、今泉先生のご著書『自由自在! 中飛車の新常識』にサインいただくことができたのはうれしかったです。タイミング合わなくて指導対局は受けられなかったけど、中飛車の左金の扱いでアドバイスもらいたかったなー。

沖縄ケーブルネットワーク社の主催で5年ぶりにリアル対局で(それまではネット対局だったそうです)開催されることもあり、参加者少なめかなと思いましたが106名(代表選抜クラス14名、S級14名、A級10名、B級32名、C級18名、D級18名)の参加でまずまずといったところでしょうか。民間企業が協力いただける大会が増えるのは歓迎ですね。私がエントリーしたC級は18名しかいなかったのでなんとか上にいけるとよいのですが。

不戦勝が付いた予選リーグ1局目。小学校高学年の男子。棋力8級っていってた。この後、相手がみんな小学生だったのでほとんど私が振り駒したんですがすべて後手を引いてました。
序盤は、ノーマル四間飛車vsゴキゲン中飛車の相振りに。
感想戦で教えてもらった局面(持ち駒は適当)ですが、攻め駒が足りないので▲7八龍の横利きを止めて4六龍をとったんですが、「ここは金を取りに行くほうがよかった」とのこと。「龍取らないとこの後の展望が見えなかったんだよねー」というと「金取らない方が展望見えなかったですよね」と感想戦でもきれいな返り討ちに。ぶっとばすぞこのやろうなどと胸ぐらつかんだりは大人だからしませんが、しっかりした説明できるところは小学生なのにたいしたもんだなーと笑顔でお礼をいって終わりましたよ。順当に黒星スタート。

1勝1敗で迎えた予選リーグ2局目。小学校低学年っぽい女の子。お母さんが付き添っていて見た目可愛らしいんだけど、同じクラスなので真剣にいきましたよ。
この対局は居飛車vsゴキゲン中飛車の対抗形に。中央に銀を集められて5筋攻めるの難しいかなと思ったんですが、左桂をうまく攻めに参加させることができたのと、△6五角で角成りを見込んだ飛車取りの手が見えたのがよかったかな。飛車を歩で支えられたけどかまわず交換して、最後は頭金で詰ませて勝ちました。その後、△5七歩と指したのは△5六歩とした方がよかった。予選リーグ突破です。勝ってこんなに申し訳ないと思った対局も記憶にないですが、大会なんでごめんね(笑

決勝トーナメント1回戦。小学生中~高学年男子。ノーマル四間飛車vsゴキゲン中飛車の相振りに。
5筋突破を狙っているときに、相手が角の利きを自ら止めてしまったところを突くことができ、中央突破することはできたんですが、最後はヒヤヒヤしながらなんとか詰ませることができました。予選最後の対局と本譜は割と方針通りに攻めることができていると対局中に自分でも感じたのでその点はよかったですね。予想外のベスト8へ。時計の押し忘れを何度も教えてもらって本当にありがとう。

決勝トーナメント2回戦。やはり小学生高学年男子。居飛車vsゴキ中の対抗形に。
私の手番のときに少年が「トイレいっていいですか」ときたので時計を止めて応じてあげました。少年がトイレにいっている間、駒組みや相手の攻め筋を考えながら待ってました。
で、△3二金として2筋受けにいく手と、5筋攻めるのが難しそうなので左金を上がって高美濃にして駒組みしっかりしてチャンスを待つ手と両方考えたんですが、↓の局面はどう考えても△3二金と指さなければいけないところを△5八金左としてしまったんですねえ。
飛車を回ったりしたんですが、2筋をしっかり突破されて仕留められました。その子がC級優勝してくれたのが救いでしたか。

各局面図はうろ覚えでだいぶ適当なんですが、それでも記事が書けるくらい覚えているのは我ながら驚き。対局中はけっこう緊張してたんですが。子どもってガンガンくるので、5手目にいきなり角交換されたりするのにも冷静に対応できたのはよかったかな。
特に最後に負けたときの敗着を自分で認識できているのは次につながりますかね。4局指して2勝2敗という結果でした。

 

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