私が所属する琉球支部主催で「第2回将棋女子イベント」が2019/09/01に開催されたので、そのお手伝いに参加してきました。(写真を撮り忘れてますが、他のスタッフブログにあがると思うのでそちらもご参照ください)
去年に引き続き開催で今回で2回目。今回も駒の動かし方からの初心者講座、指導対局、自由対局、お楽しみ抽選など、内容盛りだくさんでお待ちしていた結果、前回を超える35名の参加者がいらっしゃいました。前回は高校将棋部の女子部員などの参加がありましたが、前回とはまた違う顔ぶれの女性の皆さんがいらっしゃいました。前回よりも年齢層の幅が広がっているような気がしました。幼稚園児からおばあちゃんまで、あまり大会に顔を出さないけど将棋には関心がある方々が参加してくれたように思います。
私は自由対局で、同じくらいの棋力の方のお相手をさせてもらいました。
D級の小学校低学年女子、同じC級の小学生女子、B級の成人女性と対局して2勝1敗でした。
D級女子は大会でもよく見かけるちっこい女子ですが、見た目でなめてかかって辛酸をなめたこと数知れず。私が考えすぎちゃってあちらが飽きちゃったこともあり、問題なく勝利。
C級女子は2019/08/18の第9回アマチュア銀河戦で予選で当たった女子でした。リベンジする気満々でご指名を受けたので受けて立ったところ、あえなく敗れてしまいました。私が優勢だったはずなんだけど、終盤でかっさらわれた感じ。どこで躓いたのか考えてもわからなかったのがまずい。次に大会で当たったとき、逆リベンジできるかどうか。子どもの進化は本当に早いものです。
B級女性は大会にも出ていらしててここ2年くらい将棋を勉強するようになったとおっしゃってました。先手中飛車vs居飛車の対抗形で始まり、中央に銀を集めて双方まずまずの序盤でしたが1段目に飛車取りの角を打ち込んだところ、女性にミスがでて飛車・銀と角交換という大きな駒得があり、大きく優勢にできた局面がこちら。(持ち駒は適当です)
相手の方も劣勢を自覚していらっしゃいましたが、私も大駒こんな近くに並べて寄せに失敗したのは過去に何度もあったので、正確に詰みに持って行かなければと優勢にかこつけて攻め急いでしまいました。いやな予感が的中。寄せていたつもりがしっかり受けられてしまい私の攻めが切れ、今度はお相手の逆襲。私も必死に受けて▲5五あたりまで玉を逃げているうちに詰ませられそうな筋を見つけることができ、どうにか勝つことができました。
玉をうまくつかまえられないしょぼい攻めでしたが、終わった直後は他のスタッフ曰く「顔が真っ赤」だったそう。この方は大会によく参加しているだけあって手筋とか寄せてくる指し方わかっている方だったので、いつか大会で当たったときにどうなるか…
性別も年齢も関係なく、棋力のみで戦う将棋の恐さをあらためて感じた次第。勉強してないのがバレるのいやなら勉強するしかないのよね…