読後感は正直あまりよくない…w
身も蓋もなさ具合ではひろゆきにならぶものがあるかもしれないが、仕事でウェブに関わってきた人ならではの悲哀というか、諦観というか、行間に垣間見える思いにほんの少し嫌悪をいただかないこともないw 同意できる箇所もたくさんあるんだけどねー
ニュースサイトやブログやるときなんかとても参考になる(実際に採用するかどうかはさておき)ところもあったりして、
《ネットで受けるネタ》
- 話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
- 身近であるもの(含む、B級感があるもの)
- 非常に意見が鋭いもの
- テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの、ヤフートピックスが選ぶもの
- モラルを問うもの
- 芸能人関係のもの
- エロ
- 美人
- 時事性があるもの
《ネットでうまくいくための結論》
- ネットとユーザーに対する性善説・幻想・過度な期待を捨てるべき
- ネガティブな書き込みをスルーする耐性が必要
- ネットではクリックされてナンボである。かたちだけ立派でも意味がない。そのために、企業にはB級なネタを発信する開き直りとういか割り切りが必要
- ネットでブランド構築はやりづらいことを理解する
- ネットでブレイクできる商品はあくまでモノが良いものである。小手先のネットプロモーションで何とかしようとするのではなく、本来の企業活動を頑張るべき
なんてところは、とりあえず頭の片隅においといていいと思う。
Googleの検索結果とかAmazonに書かれたレビューを見るかぎり、アメーバニュースの編集を担当している中川氏の狙い、まずまず当たったんじゃないっすか。
ジス・イズ・ザ・「炎上マーケティング」w まあ、副題は釣りですよね、やっぱり。
《目次》
第1章 ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇人」(品行方正で怒りっぽいネット住民
ネット界のセレブ「オナホ王子」 ほか)
第2章 現場で学んだ「ネットユーザーとのつきあい方」(もしもナンシー関がブログをやっていたら…
「堂本剛にお詫びしてください」 ほか)
第3章 ネットで流行るのは結局「テレビネタ」(テレビの時代は本当に終わったのか?
ブログでもテレビネタは大人気 ほか)
第4章 企業はネットに期待しすぎるな(企業がネットでうまくやるための5箇条
ブロガーイベントに参加する人はロイヤルカスタマーか? ほか)
第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない