6月23日の慰霊の日にタイムスホールで開催された「第73回全日本アマチュア名人戦沖縄大会」に参加してきました。3月の大会でD級を卒業して、初めてのC級チャレンジです。
B級で出る息子の付き添いで午前から会場入りしましたが、雨が降っているなか、お子さまがこんなにたくさん!
午後から始まるC・D級あわせて150名ほどの参加者だったようです。
学校巡回事業で来沖されていた東和男八段が審判長として大会にいらしていましたよ。
(これ以降、長々と自戦記書けるのも、同じ支部のZ先生がこっそり棋譜を残してくれていたからです。ありがとうございます。自分では投了図をスマホで撮るくらいしかできませんでした)
予選リーグ1回戦は同じ9級の中学生。対局前のあいさつがめっちゃ元気よく「おねがいしやーす!」とかいうので道場でよく鍛えられてるなーと、のほほんとしていたら、出だしから躓きました。
これまで時計なしがほとんどだったので、最初から時計使うのもちょっと緊張してたなあ、いま思えば。
序盤の早い段階で角交換された後しばらく駒組みしてて、そろそろ飛車を5筋にと自然なつもりが不用意に5三の歩をついてしまい、見逃してくれず角打ち込まれて馬を作られてしまう…
棋譜解析みてもほぼ先手からリード奪うことができず、終盤は時間も指し手もなくなって、王手飛車取り放置して反則負け。
久しぶりに大会で王手放置で負けて動揺したのがこの後にもいろいろ影響した気がします。
予選リーグ2回戦。高校生かな。5級。野球と将棋両方やってるっていってた。「夏の沖縄大会も始まったんだから野球に行きなよ」と心のなかでつぶやきました。大人なので。またしても後手番。
これで終局なんですが、球児がこちらの歩をとって▲2四飛を着手する前に時計を押してしまいました。時計を止めて審判に判断を仰ぎましたが、やはり「規則上は反則」という判断でした。残念な終わり方が続きます。
D級のころ、決勝トーナメント2回戦で、相手が指して駒から手を放した後におもむろに1マスずらしてきたことがあったんですよね。「ん?」と思ったんだけどそのときはスルーしてその対局は負けてしまいました。そのことを思い出したのですぐに審判に判断を仰いだのでした。
1勝1敗で迎えた予選リーグ3回戦。先手番。
相中飛車になりますが、よいところ出せず。相手との棋力差を感じて穴熊で固くしないとと思ったが時すでに遅く。守りも攻めも中途半端になってしまい、この局面で投了しました。
1勝2敗で決勝トーナメントには進めず、予選敗退です。
予選リーグ3回戦で当たった子がC級優勝したっぽいです。おめでとうございます。
このあと、先手中飛車・ゴキゲン中飛車の最初のところ、中飛車にできるときとできないときがあるよと、同じ支部のAB先生から教えを請うて「あーそういえばそうだったですねー」と腹落ちして帰宅。すぐに手を差し伸べてくれるの、ほんとにありがとうございました。動画見たり、本読んで頭でわかっているつもりでも、人からやって見せられることとの「わかりみの差」ってなんなんでしょうね。
D級と違って緩手やうっかりをとがめてくるし、垂れ歩はとっても継ぎ歩はとってくれませんでした。これがひとつ上のクラスなんだなと見せつけられて終わった一日でした。
がんばりましょう。